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2012年10月04日

母親不在のおままごと

いつも私のブログにお立ち寄りいただきまして
ありがとうございます。

昼間の日差しの下では、まだまだ暑さを感じますが
朝晩の風はひんやりと心地よくて、
秋の訪れを感じさせてくれます。

一年中で一番過ごしやすい季節ですね。
沖縄の短い秋を楽しみたいと思います。

今朝、新聞を読んでいたら
とてもショッキングな記事が掲載されていました。

いま子どもたちの間では、ままごと遊びをするときに
母親役をやりたがらないのだというのです。

その結果、お母さん役をしなくても良いように
母親が入院中という設定にしたり、母親が死んで
しまったという設定でままごとをするのだそうです。

「子どもの話を聞く母親ではなく、親の言うことを
子どもに聞かせようとする母親が多くなり、
家庭から母性が失われていく。
『お母さんのようになりたくない』
という拒否反応が、ままごとからの母親の排除に
表れている」
と、児童精神科医である佐々木正美氏は
記しているのです。

私はこの記事を目にして、
だからやっぱり子どもの「話を聴く」
というコミュニケーションの大切さを実感しました。

少なくとも、おままごとをするような年齢のとき
私は、お母さんのことが大好きでした。

私の息子だって私のことを好きでいてくれた
と思っています。

それなのに・・・
いくら遊びとは言え、お母さんを排除しようと
思うなんて、悲しすぎます。タラ~

いつも家庭で怒ってばかりのお母さん、
「早くしなさい!」「勉強しなさい!」「片付けなさい!」

時には子どもたちの 『こころ』 の声を
全身で受け止めてあげてください。

「聴く」 ということは目と心と耳とを使って
相手を受け入れることだと思うのです。
私と一緒に見直してみませんか?よつば



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