2014年05月06日

矛盾を生きる

いつも私のブログにお立ち寄りいただきまして
ありがとうございます。

沖縄はとうとう梅雨入りしてしまいましたね。
昨日は、仕事の仲間と一緒にヤンバルの川へ
トレッキングツアーの予定でしたが、
朝からあいにくの雨で・・・

無計画のまま宜野座村出身の
友人の道案内で宜野座村の散策を
してきました。
たまにはこんな日があっても楽しいですね。

矛盾を生きる

少し前になりますが、沖縄県で開催された
臨床心理士である北山修先生の
講演会に参加する機会がありました。

北山先生のお話はとても分かりやすく
こころにスーッとしみてくる感じがしました。

先生がおっしゃるには、人間は生まれたままの
自然な状態では生きることができない動物
なのだそうです。

ヒトは直立歩行に進化したために
本来2年くらい必要な胎児期を過ごせず
生理的に早産だったため、不完全な状態で
生れてくるのだと。

そのため、ヒトは生育環境の影響を非常に受けやすく、
環境に適応した自己と本来の自分の自己の
二重の自己(=本音と建前)の狭間で
矛盾を生きているというのです。

難しいことは、よくわかりませんが、
私の中で非常に合点がいったというか
腑に落ちた感じがしました。

人はいつも悩みつづけ、
自分に問い続け、迷って揺れながら
生きているのかもしれません。

だから、楽に生きられるためには
どうすれば良いのか?
それを一緒に考えて行くのが
私たちカウンセラーの役目なのでは
ないかなと思います。よつば





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